‘気持ちがいい’に敏感になる

友達が「子どもが笑顔でご機嫌でいるためには、母が笑顔でごきげんでいることが大事」と言ってた。

これは本当にそうだと思う。

というか0才児の子育てそれがほとんどなのでは。

暗いニュースをみてると、母が笑顔でいる、それがとても難しい世の中だということがよくわかるけど、、。


子どものために、っていろいろ考えたり無理したりするよりは、自分の楽しいこと気持ちいいことに、これまで以上に敏感に素直になるのがいいと思う。

頭で考える気持ちいいじゃなくて、体の声を聞いた気持ちのいいこと。

それは出産前にしたかったこと好きだったこととはちょっと違うけど、諦めというよりも、むしろ体の声に素直になるってこと。

その声にしたがってたら、自然と赤ちゃんにも気持ちいい時間、空間になってるんじゃないかと思う。


千秋の育児本に意外と共感するところがあった。

「子どもには童謡を聞かせた方がいいか、どんな音楽を聴かせるのがいいか」っていう読者からの質問に、

「私は胎教でも自分の好きな六甲おろしとかパンクを聞いてた。子どもにいいというクラシック聞いても早く終わらないかな〜とか思って、ストレスは逆によくないと思ったから。でも実際子どもがちょっと大きくなって、保育園で童謡を覚えて帰ってきて歌ってるのみてたら、やっぱり子どもって童謡好きなんだなと思った。歌いやすいリズムだったり自分の知ってる言葉や世界が出てくるからかな。今は自然に一緒に歌ってる」と答えてた。

すごく自然な感覚で共感。

私も子どもの施設とか逆に高齢者の施設で、音楽といえば童謡とか唱歌ってなるのに違和感を感じて、自分がやる音楽のワークショップでは初めは唱歌を避けてた。

一斉に手を叩いて歌う唱歌が嫌いで、むしろ唱歌嫌悪症のようになってた、、笑。

でも音楽のワークショップをいろんなところでずっとやってると、セッションの合間におばあちゃんが自然と口ずさんだ唱歌がとても美しいときがあって、一周回って唱歌もいいかなと思うようになった。というか嫌悪するのも逆に不自然だなと笑。

自然に、自分の体が気持ちいいものを歌えば、それでいいんだ。


子育てならお母さんが、施設なら職員さんが、好きでもないのに無理して「この人のために」ってやることは、あんまりうまくいかないと思う。

ケアする方がもっと気持ちのいいことに、敏感に、わがままに、素直になったらいいと思う。

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