笑い

最近息子は、よくよく笑う。

にこっ、ケタケタ、にひひひ、ぐふふふ。

いろんな笑いをする。


「新生児微笑」というのがある。

生後すぐから赤ちゃんは笑うけどそれは生理的な反射で、笑いたくて笑ってるわけじゃない。ただ筋肉がゆるんでるだけ。その笑顔を新生児微笑と言う。

と、どの育児書にももっともらしく書いてある。


でも私はこの解釈は違う気がする。

むしろ笑いの本質は、筋肉がゆるむことなんじゃないかな。

はじめての笑いは、嬉しくて、笑いたくて、笑顔になる、という方向じゃなくて、筋肉が緩んだら、気持ちよくなって、そしたらなんだか嬉しい気持ちになってたという方向なんじゃないかな。

だから生まれてすぐの赤ちゃんだって、笑ってたら同じように嬉しい気持ちなんじゃないかな。

根拠はないけど、そんな風に思った。


4ヶ月になった息子は私が笑顔だと、笑顔になる。笑い合う。

たぶん私の笑顔をみてて真似してみたら、筋肉も緩んで、気持ちよくなって、「あ、これは嬉しい気持ち」ってなってる気がする。

こうやって筋肉をゆるめること、それが笑いだ、と思ったら、「悲しい時にも笑顔でいたらいいことあるさ〜」というのも本当な気がする。

私がたくさん笑ったら、彼もたくさん笑って、ふたりとも嬉しい気持ちになる。

0コメント

  • 1000 / 1000